技術

RS-scan

選手の立位バランス、歩行、走行の状態を計測することができます。また重心移動の軌跡や、足の捻れを検出することが可能です。
足の状態を把握することは非常に大切です。観察と触診によってある程度のことはわかりますが、歩いている時や走っている時の足を完全解析しようとするとかなり大変です。そこで私たちはRS-scan（画像：RS-scan、モニター画面）を使用します。これによって、ある瞬間にどの部分にどの方向に力がかかっているかということがわかるようになりました。触診でも観察でもわからなかった足の非常に小さな動きが数値となって示されます。この解析結果と観察、触診をもとにインソールを製作します。
RS-scanは重心の軌跡から力の方向やロスも検出できます。歩行、走行どちらでも計測が可能です。特にスポーツ選手に対してはRS-scanの解析結果によってインソールの構造を決定しています。

CADCAM

CAD（computer　aided　design）とは、製品の形状、その他の属性データからなるモデルを、コンピュータの内部に作成し解析・処理して設計すること。
CAM （computer　aided　Manufacturing）とは、生産ラインの制御にコンピュータを応用すること。つまり、計測から製品の製作まで、すべてコンピュータが主体となって製作するシステムです。

溶着器

超音波によって接着したい2つの素材を互いに振動させ、その間に生じる摩擦熱によって接着する機器。張り合わせた段差はほとんどなくなり、ミシンで縫うよりも薄くてしわになりにくく、糸は使わないのでほつれる心配もほとんどなくなりました。強度はスピード社水着で証明済み。

設備

その他の設備